Mo42-98:モノリスボード

さあ、知識のその板を叩けよ。


[智識管理委員会]

通常は「モノリスボード」と呼称されている。

定点間の渡航が可能な唯一の手段である空鯨船の上に存在する巨大な管理施設及びそれを擁する空鯨船がモノリスボードと呼ばれる。


スターシステム内に存在する過去の遺産やロストオーバーテクノロジーの復元

各定点における現在文明の学習・体系的管理及び、協定に参加する定点に再配分

神祖の捜索及びアクアティックワールドとのつながりを解明し、保護、再生させることを目的として掲げている。


各々の定点における文明体は、TMA倫理協定という協定を結ぶことで、モノリスボードが管理する知識の恩恵を受けることができるが、違反した場合はHAL機関により厳しいペナルティが課される。


「管理局」「探査局」「執政局」「天候局」「教育局」の5つの部門から構成されている。

「HAL機関」はこの5部門になぞらえて「焚書局」とは呼ばれるものの、例外的な特権機関となるため、厳密にはこの5部門に属していない。


管理局

モノリスボードの本来の役目。

探査局により回収された・教育局により再生された等の智識は、すべて一度管理局に集められ、体系的に分類され、管理・再分配される。


探査局

未だ解明されていない技術や未到達の定点に赴き、実際にファーストコンタクトをとる役目を担う。その任務内容から、当然危険も伴う。


執政局

モノリスボード自体が一つの巨大な文明体でもある。執政局は、モノリスボードの社会機能の管理維持を行う部門である。


天候局

モノリスボードが定点間の渡航を行う際に、その進路を決めたり、目的地までの進路安全を司る部門。その仕事柄、雨宿鳥の中でも、雨術師と呼ばれる資格を持つ者の上位エリートのみで構成されている。


教育局

モノリスボードの学園都市部において、将来モノリスボードの職員となる学生の生活や勉学などを専門的にサポートする部署。独自の技術の研究なども行っている。

基本的には在学中に進路を決め、卒業後にそれぞれの部署に所属する。出身地の定点に帰ることもある。


焚書局

ほか5部門に揃えて焚書局と呼ばれているが、実際はHAL機関といい、モノリスボードの運営体系とは完全に独立した一機関である。部署としてはどの局からも干渉を受けない特権的な立場にあり、その役目は、倫理協定に違反した定点に対する対応や、危険と判断した智識に対する文字通りの焚書処分である。

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