H1-13:HAL機関

申し訳ないが、問題が起こったようだ。


モノリスボードに存在するが、管理局をはじめとする運用5部門からは完全に独立した特権的な粛清機関。知識に対する秩序の執行者としての性質を持つ。


正式には『焚書権限管理機関』として、[Handle-Authority-Libricide]のそれぞれの頭文字を取ってHAL機関と呼ばれている。


スターシステムを構成するあらゆる智識の研究と蓄積、再分配が主な任務であるモノリスボードだが、不必要あるいは重大な悪影響を及ぼすと判断される智識に対しては、HAL機関の名の下に、焚書という名目での処刑や解任、記録の抹消が執行される。

また、モノリスボードとTMA倫理協定を結んでいる定点に対しては機関員を派遣し、協定に違反する事項がないかを監視する役目も与えられている。


HAL機関が扱う力は、それ自体がHAL機関によって禁忌指定されている炎の力であり、その詳細についてはモノリスボードの管理局や執政局ですら知ることは許されていない。

HAL機関のもつ炎の力は、定点を一つ焼き払うことすら造作もない。


モノリスボードの学生でも、単純に希望しただけではHAL機関員にはなれない。

機関員から直接スカウトされたうえで、厳しい適性試験をクリアしたもののみが、HAL機関に所属することができる。

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